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国際ワークショップ
「コロイドの凝集と沈殿現象に関わる界面動電現象」

主旨:

界面動電現象の理解は水処理などの膜分離やコロイド分散系の凝集現象の理解と深く結びついています。しかし、界面動電現象をその基礎から学ぶ機会はあまり多くなく、分離プロセスとの関係はまだ十分明らかではありません。 本ワークショップでは不均一系の動電現象を理解する上で有効となる、多孔質体界面における動電現象を中心に、誘電スペクトルやコロイドシミュレーションと凝集沈殿に関する実験の結果を同じ場で議論し、関連する諸問題を整理統合し、今後の研究展開の方向性について理解を深めます。尚、本ワークショップは筑波大学アジア共生社会を創成するための国際連携教育プロジェクト(課題名「凝集沈殿法研究におけるアジア・オセアニアネットワーク構築」)および、日本学術振興会機動的国際交流事業(課題名「国際ワークショップ コロイドの凝集と沈殿現象に関わる界面動電現象」)の援助を得て、2012年5月に筑波大学で開催が予定されている界面動電現象の国際シンポジウムELKIN2012のプレセミナーを兼ねて実施します。

内容:

ワークショップ(テーマ講演、一般講演、ポスターセッション、総合討論)

招待講演者(講演は総て英語):

  • Xiao-yan Li(香港大学)
  • Shane Usher(メルボルン大学)
  • Jun Ma(ハルピン工業大学)
  • 山本量一(京都大学)
  • 浅見耕司(京都大学)
  • Shing Bor Chen(シンガポール大学)
  • Huan J. Keh(台湾大学)
  • Jyh-Ping Hsu(台湾大学)
  • Feng Xiao(中国科学院)
  • Chengzhi Hu(中国科学院)
  • 大島広行(東京理科大学)